[お日持ち2週間]
赤や黄に色を変えた葉が、水面を錦のように彩るこの季節。
キラキラとひかる水のキャンパスが秋を映します。
そんな心躍る秋もいよいよ本番。
秋の散策にも出かけたくなりますね。
ちょっとしたお散歩には
ちょっとしたおやつももっていきたい、
そんな一口おやつに「五郎島金時」を練り込みました。
石川県の五郎島金時の歴史は実は、とても興味深いんです。
1706年頃(江戸の元禄時代)に不毛の砂丘地である五郎島村に対して、前田のお殿様から"薩摩の国に不毛の地でも栽培ができる作物がある"との教えがあり、当時の肝煎り(五郎島村大庄屋)の太郎衛門が薩摩の国に潜入し、髷(マゲ)の中にサツマイモを隠して持ち帰ったのが五郎島金時の始まりです。
そんなおもしろい加賀伝統野菜の一つを、
和菓子の姿に変えてみました。
加賀藩の昔話を頭に思い浮かべながら味わってみてください。